007.ケイブマン

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ケイブマン(CAVEMAN)はTOMY（後のTAKARA TOMY）が1981年に発売したLSIゲームだ。

調べてみると、同じ筐体を利用した、スクランブル（SCRAMBLE）、トロン（TRON）、黄金奪還作戦LUPINがあるようだ。

こいつもパックマン同様に当時の私に手荒い歓迎を受けたようで、パネルに亀裂が入っているな。

箱も説明書も紛失しているのでストーリーは不明だが、ゲームの目的はCAVEMAN（ケイブマン[原始人]）がDINOSAURS（ダイナサウルス[恐竜]）の卵を奪うゲームだったはず。

つまり原始人の狩猟？生活だ。

パックマン同様、ACアダプタ接続部に注意書きがあり、「トミーLSIゲーム、パックマンゲーム専用アダプター以外では、絶対にご使用にならないで下さい。」とある。

しかし、前回同様に「ツクダオリジナル ACマルチアダプター」を利用できる。

まぁ、余分な負荷がかかっている可能性が無きにしも非ず。

もしくは、単二乾電池を4本用意すれば起動可能だ。

今は百円ショップ等で電池は安く購入できるが、当時の乾電池の価格はいくらだったのだろう……、記憶にはないな。

ケイブマンは恐竜から卵を奪うのだが、卵を手に入れるには恐竜の足元に卵がある時に一定時間足元に停止する必要がある。

この時に恐竜に気づかれると火を吐かれてミスになる。なのであらかじめ恐竜に石斧を当てて気絶させるのが良策だ。

ちなみにゲーム開始時点では恐竜の動きが遅いため、石斧を当てて気絶させなくても卵を奪取できる。

また、石斧は難易度がAMA（アマチュア）設定だと、投げ終わると手元に新しい石斧が出現するが、難易度がPRO（プロフェッショナル）だと、一回投げるごとに洞窟前まで取りに行く必要がある。

無事に洞窟内に8個、洞窟前に1個、卵を手に入れればステージ1クリアだ。

ステージ2はDRAGON（ドラゴン）が飛来し、洞窟前に卵がある場合、せっかく恐竜から奪った卵がドラゴンに奪われてしまう。

ドラゴンは漁夫の利を狙っているが、石斧で倒すことが可能だ。

ステージ3は火山が噴火し、灼熱の噴石が降り注ぐ、噴石をかいくぐり卵を奪取すればクリアだ。

ちなみに地面に落下する直前の噴石はケイブマンがうまく回避してくれる。

ステージ4はドラゴンと火山の噴石の複合で卵をドラゴンに奪われないように気を付けつつ、噴石も回避する。

全4ステージ構成だが、良くまとまっていて楽しめるようにできている。

当時を懐かしみつつ、しばしレバーとボタンを動かす。