006.eyeplate

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  • 2019.09.21 投稿

薄型デジタルカメラ

eyeplate

これは富士フィルムアクシア株式会社より2002年4月1日に発売されたデジタルカメラ 「eyeplate」 だ。

売りは薄さ6mm(突起部含まず)、重さ35g(電池内蔵)の小型軽量であることなのだが、それ相応の性能に収まっている。

富士フィルムアクシア株式会社のeyeplateのページは消滅しているので

PC Watch
アクシア、厚さ6mmの世界最薄デジカメ「eyeplate」

を見ると色々と記述があるな。

箱側面に書いてある本体のスペックは下記の通りだ。

有効画素数:31万画素
撮影素子:Autobrite(TM)機能搭載CMOSイメージセンサー
記憶メモリ:内蔵8MBフラッシュメモリ
保存ファイル形式:JPEG(付属ソフトで取り込み時に変換)
記録画素数:VGA:640×480ピクセル/QVGA:320×240ピクセル
撮影感度:ISO 100相当
焦点距離:F=6.87(35mmカメラ換算47mm相当)
絞り:F3.8
ファインンダー:光学式
ホワイトバランス:オート
撮影可能範囲:60mm~∞
シャッタースピード:自動(1/30~1/15,000秒)
フォーカス:固定焦点
インターフェイス:ミニUSB TypeB
電源:内蔵型リチウムイオン充電池
撮影可能枚数:640×480ピクセル:26枚/320×240ピクセル:101枚
本体外形寸法:(幅)85.6mmx(高さ)54mmx(奥行き)6mm(突起部含まず)
本体重量:約35g(電池内蔵)
仕様環境:温度0度~+40度、湿度80%以下(結露しないこと)

どうやら箱の中に保証書とレシートが残っているので見てみると9,979円(税別)で購入したようだ。

流石に古いか

eyeplateの箱

17年前のデジタルカメラだか、箱、レシート、マニュアル等もよく残っていたな……

当然のように電池はダメになっているだろうが、PCに接続すると認識はするが、ドライバがないようだ。

マニュアルを見てみると、どうやら専用ソフトを入れないと充電すら出来ないらしい。

eyeplateのデータをPCに取り込むのに専用ソフトを使用したのは覚えているが、充電もそうだったのは記憶から消失しているな。

内蔵フラッシュメモリにデータが残っているか確認したかったのだが、取り出す環境がない。

さすがにWindows98、ME、2000、XPのいずれかをインストールしたPCは、すぐには用意できないぞ。

調べてみたらWindowsXPですら5年前にサポートが終了してるんだな。

当時の自分が何を撮影していたのか気になるが……、まぁ、仕方がない今回はあきらめよう。

IYH

専用ケースに入ったeyeplate

実は、eyeplateについて書くことはあまりない。

記憶が曖昧だが、たしか購入して1か月ほど使って箱にしまって収納庫に入れてそのままだったはず。

当時の自分にはデジカメ自体があまり必要ではなかった。

なら何故買ったのか?

それは一目見てデザインがすごく気に入ったからだ。

つまりIYHだ!、……ってこれ今でも使われているのか?(IYH = 衝動買いのこと)

今回、記事にするので久々に取り出してみたけど、今見てもやはり良いと思う。

eyeplateに後継機があったことを知ったのも今回の調査だ。

PC Watch
アクシア、厚さ8mmの131万画素名刺サイズデジカメ「eyeplate mega」

こだわりがなければスマホのカメラで問題ない今と、いろいろなコンセプトのデジカメがあった昔。

はたしてどちらが良いのであろうか。

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